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核酸アナログ治療後の発がんに課題 肝炎医療従事者研修

肝炎治療に関わる医療者や行政関係者が最新情報を共有し、県が整備する「ウイルス肝炎診療ネットワーク」の取り組み推進を図る「肝炎医療従事者等研修会」は9月29日、信大病院で開いた。同院肝疾患診療相談センターの松本晶博氏が、治癒後の免疫抑制剤使用などをきっかけに再燃するB型肝炎の監視に、高感度HBs抗原測定が有用といった治療法などを紹介。新たな可能性を示す一方で、核酸アナログ治療を行っても発がんを抑えられないなどの課題にも言及した。研修会は県と同院が共催して2008年にスタート。今回で10回を数える。
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