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フロー図で薬剤業務の質保証、点滴ラベルに注意事項  竹重など4病院協力で冊子出版

竹重病院(長野市、竹重王仁院長)薬剤部の藤本道夫部長はこのほど、「業務フローモデルを用いた薬剤業務の質保証2」を出版した。練馬総合病院の飯田修平理事長・院長とLio's Planningの成松亮代表との共著。全日本病院協会の医療の質向上委員会に設置されている質保証プロジェクトの業務フロー図作成講習会で優良事例に選ばれた同院など4病院での注射薬投与時や投与後の患者状態観察業務などのフローをまとめた。同院ではハイリスク薬のマスタ登録を活用して棚ラベルや注射ラベルに「心停止」「中毒」といった副作用のほか、「投与速度注意」「血管外に漏出注意」などの注意喚起情報を自動で付加し、点滴業務を行う看護師をサポートしていることを紹介している。
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