モザイク状の細胞混在が小脳の細胞死に影響 信大
信大学術研究院医学系分子細胞生理学教室の田渕克彦教授らの研究グループがこのほど、女児に多くみられる神経発達障害「CASK関連疾患」で、モザイク状に存在する細胞同士の競合が小脳の細胞死を引き起こすメカニズムを明らかにした。CASK関連疾患に限らず、X染色体上の他の遺伝子異常に伴う神経疾患の理解や治療戦略の構築に波及することが期待される。研究成果は5月17日に国際学術誌「セルズ」で公開された。
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