県内主要病院長の年頭あいさつ④
■諏訪赤十字病院・久島英雄院長
急性期を中心に地域住民の健康と安心を支える
新年あけましておめでとうございます。昨年、国内では米騒動や物価上昇、医療界の経営危機など、病院はひたすら耐え忍ぶ一年だったような気がします。一方、世界情勢に目を移すと、いつまでも終息が見えないウクライナやガザでの紛争、トランプ関税など、利他の心が失われつつあるような感を受けます。互いを思いやる姿勢こそが社会を支える力だと感じています。
■諏訪中央病院・佐藤泰吾院長 引き受けあい未来を構想し実行
あけましておめでとうございます。2025年4月、組合立諏訪中央病院は「八ヶ岳西南麓地域医療構想2025」を提示させていただきました。新たな地域医療構想へ向けて、現時点における諏訪地域の分析と当院の方向性の提示です。奪い合い、押し付けあう形では未来は構想できなくなっています。与え合い、引き受けあう形で未来を構想し実行したいと考えています。
■伊那中央病院・本郷一博院長 地域医療機関と緊密な連携図る
明けましておめでとうございます。病院経営は一段と厳しさを増しておりますが、地域に不可欠な公立病院として、救急・急性期医療を軸に病棟機能の再編も視野に入れつつ経営改善に努めてまいります。
■昭和伊南総合病院・村岡紳介院長
圏域南部唯一の一般入院施設で継続していくこと大切
新年あけましておめでとうございます。近年自治体立病院の経営悪化が顕著となり、令和6年度決算ではその86%で経常赤字だったと報告されています。本年は診療報酬の改定年であり、その内容が注目されます。これまで医療費増分は高齢化分までの対応に留まっていましたが、骨太の方針2025では物価高を反映させる文言がつき、一筋の光明がさしたと評価されています。
■飯田病院・原栄志院長 業務改善にAIを活用
あけましておめでとうございます。昨年、当院は精神科を標榜してから百周年を迎えました。一般科と精神科が半々の特性を活かし、今後も心身両面からのアプローチを行っていきます。救急車応需は15年前の2倍以上に増加し高止まりしております。地域のご理解を得て診療制限時間帯を設けましたが、特定の部門に負荷がかかっています。一方で病院経営は大変厳しいものとなっており、状況を行政に陳情いたしました。
■飯田市立病院・新宮聖士院長 医療提供続けるため経営改善推進
新年あけましておめでとうございます。本年は午年です。地域の皆さまによりよい医療を提供し続けるため、大地を疾走する馬のように、経営改善を力強く推し進める一年にしたいと考えております。少子高齢化と人口減少が進むなか、医療人材の確保や急性期機能の維持は一層困難となり、人件費や物価高騰への対応も避けて通れない状況にあります。本年の診療報酬改定においては、現場を支える医療体制が適切に評価されることを強く期待しております。
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