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「患者中心の医療で経営は好転」 小口諏訪日赤名誉院長

諏訪赤十字病院名誉院長で、元県立木曽病院長の小口壽夫氏が3日、県立木曽病院の院内研究会で「私が木曽病院で学んだこと」と題し特別講演した。1996年、県立木曽病院に副院長として赴任した同氏は、初めて経営に携わった木曽病院が原点だとし、「この病院で職員といろいろなことを学ばせてもらった。患者中心の医療を行えば、患者数が増え経営は好転する」と強調した。
赤字決算だった同院に赴任当時、医師中心の医療や診療水準の低さなどに衝撃を受け、脱却を決意。患者第一を掲げ、各部署の責任者を明確にし組織体制を強化した。
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