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リスクと効果のバランス、エビデンスで判断  妊娠中の薬剤使用

母性内科医で、妊娠と薬情報センター長の村島温子氏がこのほど、長野市で開いた北信医学会で講演し、妊娠・授乳中の薬剤使用についての考え方や頻用薬の使い方などを説明した。医師が妊婦に薬剤を処方する際には副作用と効果のバランスを考慮した上で添付文書の注意事項を参照するが、妊婦や授乳婦については安全性に関する情報が少ないと説明。そのため、薬の使用をなるべく避けたいという意識から、源病治療や妊娠計画などにさまざまな影響が生じるケースが多いと話した。
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