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19年度1.5億円の損失 新型コロナ対応など影響、県立病院機構決算

県立病院機構(久保惠嗣理事長)が6月30日に発表した2019年度決算によると、機構全体の純損失は医療機器の除却損約484万円を含む1億4794万円となり、3期ぶりの黒字を計上した前年度から大きく転落した。前年度純損益との比較では5億6469万4000円の減。診療単価の増加などにより医療収益は増加したものの、超過勤務手当の増加や、新型コロナウイルス感染症に対応する体制整備などにより例年の2月、3月分の収益を確保できなかったことが影響した。
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