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基本給改定率2.9%引き上げ提示  国立病院機構が全医労に、3回目交渉で妥結

全国の国立病院職員約2万人で構成する全日本国立医療労働組合(全医労)は2月29日、国立病院機構と今年度3回目の賃金交渉を行った。同機構は2024年4月改定として昨年秋に示した1次回答案の常勤職員基本給改定率プラス1.5%(平均改定額4290円)の約2倍のプラス2.9%(同8324円)を提示。3回目の賃金交渉で妥結し、全医労は要求の一部前進が図られたとして、1日に全国で予定していた「よい医療・看護・介護」のための大幅賃上げと大幅増員を求めるストライキを取りやめた。
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