SNS利用の注意点
SNSとはインターネットを通じ社会的コミュニティを構築するサービスで、FacebookやX(旧Twitter)、Instagram等があります。
利用者の増加に伴い、情報検索にSNSを用いる方も増え、最近はSNSの運用を開始する医療機関も出始めました。
利用にあたっては、次のような注意が必要です。
まずは個人情報保護についてです。
患者の写真を用いる場合は、事前承諾を得ることが必須です。
院内やイベント風景などをSNSへ投稿する際には、患者や参加者の個人情報が写っていないかどうかを確認するようにしましょう。
患者とのエピソードを投稿する場合も内容検討をします。
個人を特定できる情報や、不快に感じる可能性がある内容の場合には、患者との信頼関係が揺らぎ、大きな問題となるリスクがあります。
投稿内容には複数の事例を混ぜ、詳細をぼかすなどの工夫が必要です。
閲覧者に不快な印象を与えるネガティブな表現も、できるだけ避けましょう。
さらに、閲覧者から医療相談を受けて、個別の症状や治療に関する回答を行うことは控えるべきです。
プロフィール欄等へ「受診を伴わない医療相談は回答できません」と記載し、慎重を期しましょう。
医療機関は「医療法」に基づいた広告規制を遵守する必要があり、医療機関の公式サイトやブログ、SNSでの発信内容も規制対象です。
内容の信頼性や患者への有益性、また誇大広告や誤った情報を与えることは行ってはいけません。
SNSの運用をスタッフに依頼することもあるかと思いますが、院内のスタッフ全員に対して運用ルールや教育を徹底することが非常に大切です。
厚生労働省から「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書」が出ておりますので、参考にしてください(https://www.mhlw.go.jp/content/001439423.pdf)。
クリニックの公式・個人を問わず、常に慎重な姿勢で情報発信するようにしましょう。
